近年では、働き方の多様化によって在宅勤務を取り入れている企業が増えています。自宅のひと部屋をワークスペースとして活用すれば、自宅でも快適に業務に取り組むことが可能です。今回はワークスペースについて、必要な広さやメリットのほか、おしゃれな空間を演出するためのポイントなども解説するため、ぜひ参考にしてください。
ワークスペースを作る際に必要な広さはどのくらい?
在宅勤務の人が自宅にワークスペースをつくる際は、まずはワークスペースをつくる場所を決め、て必要な広さを確保することが重要です。ワークスペースに必要な広さは、仕事に使用するデバイスやツールによっても異なります。ここでは、設置するデバイスごとに必要な広さの目安について詳しく解説します。ノートパソコン1台を使用する場合
ノートパソコンはコンパクトであるため、限られたスペースでも快適に仕事に取り組むことが可能です。ノートパソコン1台のみを設置する場合に必要となる広さは、幅60〜80cm、奥行45〜60cmほどが目安です。デスクトップパソコンを使用する場合
デスクトップパソコンはノートパソコンよりも厚みがあるため、スペースの幅はノートパソコンと同様に60〜80cmで問題ないものの、奥行きについては60〜80cmほど確保することが必要となります。デスク上のスペースを有効に活用できるよう、パソコン本体やマウス、キーボードの位置を調整することも重要です。ノートパソコンとモニターを使用する場合
ノートパソコンとモニターを1代ずつ使用する場合に必要なスペースの目安は、幅100〜120cm、奥行き60〜80cmほどです。自宅にワークスペースを作るメリット
自宅にワークスペースをつくることにはさまざまなメリットがあります。ここでは、ワークスペースをつくるメリットについて詳しく解説します。業務に集中できる
自宅に仕事専用のスペースを確保しておけば、在宅ワークでも出勤時と同じように集中を保つことが可能です。リビングやダイニングでも仕事自体はできますが、テレビの音や家族の話し声などで集中力が続かない人もいるでしょう。そこでワークスペースをつくることで、余計なものに気が散ることなく仕事に取り組めます。気持ちの切り替えがしやすい
職場に出勤すると気持ちを仕事モードに切り替えられるように、自宅にワークスペースがあるとオンオフの切り替えがしやすいのもメリットです。ワークスペースは自宅の一部を職場として使用する感覚で活用できるため、しっかりと仕事モードに切り替えて業務に集中できることでしょう。作業中の状態をそのままにできる
在宅ワークをリビングなどで行う場合、食事の時間や来客があった際にパソコンや書類を片付けなければなりません。作業途中で何度も仕事道具を片付けたり運んだりするのは大きな負担となり、自分のペースで業務を進めるのが難しくなるでしょう。ワークスペースをつくれば、家族が生活する部屋を使うことなく在宅ワークができます。食事や来客の際も作業途中のものをそのままおいて置けるため、ストレスなく作業に戻ることが可能です。
また、家族が知らない間に書類を片付けてしまう・リビングでものが散らかってしまうといった心配がないのも魅力となります。
ワークスペースをおしゃれに演出するコツ
ワークスペースをつくる際は、限られたスペースをどのように活用するかしっかりと考えてレイアウトを決めるのがおすすめです。ここでは、ワークスペースをおしゃれに演出するコツについて詳しく解説します。デスクの配置を工夫する
まずはデスクの位置を決めましょう。デスクの設置場所は、壁際に設置する・部屋の中央に設置する・壁を背にして設置するという大きく3パターンがあります。基本的にはスペースを広く使うため壁際に設置するパターンが多いですが、作業内容に合わせて配置を検討しましょう。また、窓の外が見えやすい位置にデスクを置くと、リフレッシュしやすいメリットもあります。